思い出の山 山上ヶ岳 ③(宿坊泊、下山編)
■ 大峯山 山上ヶ岳(1719m) ・・・・・・・・・・ 8月1日~2日
女人禁制の山、大峯山 山上ヶ岳へ親子三代で登ってきました。
今夜のお宿は「龍泉寺宿坊」
お寺の出張所のような所です。
山小屋とは、また違う感じと思います。(山小屋に泊まったことが無いので)
通された部屋は、8畳と6畳の続いた部屋でした。
3人では広すぎるので、仕切りのふすまを閉じて8畳にして使いました。
※ 料金 8000円/1泊 (2食付)
年代ものやかんに熱いお茶を入れて出してくれます。
幹はこのお茶が気に入ったらしく、
「おいしいわ~」
と何杯もおかわりしてました。
部屋でくつろいでいると、
「この後、団体さんが来るんで、先にお風呂入って下さいや~。」
と声をかけて頂きました。
お風呂は無理かなと思っていたので、ビックリです。
入ってみてもっとビックリ。
結構大きいです。
しかも、「自動」とかのボタン押してはったし・・・・
17:30 お風呂に入ってさっぱりしたら、
「夕ご飯の支度できてますんで、いつでもどうぞ~。」
普段ではありえない時間ですが、それならという事で夕食です。
ここはお寺なんで・・・・・もちろん、精進料理!
「え~これだけ~。」の幹
昆布巻きは少し残しましたが、高野豆腐は私とおじいちゃんの分まで食べてました。
「郷に入れば郷に従え」
子供にはいい教育です。
食後、布団を敷いて3人で川の字に寝転んでいたら、3人とも知らぬ間に寝ていました。
私と父は1時間くらいで目を覚ましましたが、幹は18:30~5:30まで11時間起きませんでした。
「こんなとこで、寝られへんわ~」
と言ってたくせに。
なんともうらやましいかぎりです。
さすがに若い!
翌朝の朝食です。
晩ご飯とそんなに変わりません。
子供は順応するのも早いです。
あたりまえのように、「いただきます」してました。
宿坊の玄関前からの眺め。
天気が良ければ、ここからご来光が望めます。
皇太子さんもここから見たそうです。
宿坊の裏からの眺め。
天川村が小さく見えます。
今回、8月1日にここに来た目的の一つに、
「この場所からPLの花火を見る」
という事があったのですが、あいにく天気が悪く見れませんでした。
宿坊の中はこんな感じ。
いろいろぶら下がったりしているのは、ここに泊まった人達が記念に残していった
名詞や、名前の書いた手ぬぐいなどです。
私達が泊まった部屋の天井にも筆で一面に書かれてました。
だいたい、1960年っていうのが多かったです。
宿坊は戦前からあるそうですから、天井が1960年に張り替えられたということでしょう。
歴史を感じます。
出発前に、昨日はスリッパだったので行けなかった「日本岩」へ行きました。
かなりの絶景ですが、天気が悪いな~。
おじいちゃんのベストショット。
帰る前に、管理人のTさんと記念撮影。
「Tさん、ほんといい思い出ができました。ありがとうございます。」
さあ、下山です。
3時間後・・・・・・・・・
はいっ!お疲れさんでした。
今回の登山は、父と私の思い出の確認ができ、それを幹へも継承できた登山でした。
宿坊での夜は、担いで登った焼酎を呑みながら親子二人で思い出話をしました。
今回、この3人で登れた事を父も非常に喜んでくれ、いい親孝行になったと思います。
その夜に知ったのですが、父の夢は「奥駆道縦走」だそうです。
ん~、頑張ります。
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